こんにちは、タニグチレイです。

あなたはお買い物が好きですか?
お買い物好きな人は多いと思いますが理由はきっと様々ですよね。
常に自分の嗜好を満足させたい人もいるでしょう。
誰かのために色々探すのが好きな人もいるかもしれません。
新しく出るものをチェックせずにはいられない人や忙しすぎて年に数回だけとことん買い回るなんて人もいるかもしれませんね。

今回は提案の仕方と買い方の話です。

 

「モノ」も「コト」も含まれているのが当たり前になった今

いまではどんな分野でも体験や共有など「コト」が含まれた消費が当たり前になってますよね。
「モノ」だけでは売れないから・・・?

個人的にはそうだと思う部分とそうじゃないと思う部分があります。
たしかに「モノ」だけでは今までのように売れない。
これは正解なのかもしれませんね。
でも、その理由は今は誰もがいろんな「モノ」を持っていて市場にも溢れている。
だから以前のようには「モノ」だけでは売れなくなった。
つまり「モノ」だけ良くても売れないのとイコールではないはずです。
なにか体験できる「コト」が合わさることで今までより売れるようになる。
販売員がお客様の問題を解決できるように提案することで今までより売れるようになる。
移ろいやすいお客様に選んでもらえるための提案が複数必要になった。
そんなお客様の心を離さない提案を常に考えて実行していかないとダメなんですよね。

 

ドキッと心揺さぶられるかわいさのあるパッケージありの「モノ」

「モノ」が好きな人やコレクターのような人はパッケージも重要ではないでしょうか。
本なら美しい装丁やレコードのジャケット、ブランドのタグやショッパーのデザインなど。
当然中身が良くて欲しくなったり買ったりします。
今は服やバッグだってレンタルできる時代です。
本やCD、服などレンタルで済ませてそれでいいやではなく所有したいと思うのはパッケージも大事な要素だと思っています。
データや記憶、体験だけの所有ではなく実物を所有する欲求を満たしたい。

ちなみにジャケ買いってしたことありませんか?
もしくは一目惚れして欲しいと思ったこととか。

言いようのないドキドキ感ありますよね。
本やCDなら読んだり聞くまで期待感が高まります。
服やバッグなら使う自分をイメージして着るときまで期待感が高まります。
なんかめっちゃ楽しいですよね。

CDやレコードのジャケット見てこのアートワークはhyde out系の音かな?とか
読んだことない作者の文庫本だけど中村佑介さんのイラストだから読んでみようかな?とか
好きな雰囲気の服だなと思ったらアントワープ王立芸術アカデミー出身のデザイナーだったとか。
人それぞれの好みですが少しくらい経験もあるのではないでしょうか?
興味をそそられますよね。

こういったパッケージまで込みで考えられた商品は訴求力もあるはずです。
アイスクリームのためのスプーン15.0%なんかは見た目からそうですし
女性用のKATASOという靴下はパッケージが収納用の箱だったりします。
商品そのものだけでも良いはずだがコンセプトのあるパッケージングがされている。
「モノ」好きにはこのちょっとの差で所有欲を掻き立てられることありますよね。

あとはギフトやお持たせなんかはパッケージまで込みで重要だったりします。
大切な人に渡すギフトパッケージは好きなブランドのものが良かったり
お持たせは見た目でも楽しんでもらえて喜んでもらいたい。

あと、マスキングテープなんかは完全にパッケージでいくらでも広がっていきますよね。
欲しくなるし集めたくなる気持ちはちょっとわかります。

 

ワクワクして期待感を煽られるパッケージなしの「コト」

「モノ」の所有よりも体験や共感、今の気分や感情を満足させたい人には良いのでしょう。
コンセプトからパッケージまでトータルで完成された「モノ」ではなく中身を自分なりに味わいたい。
なんとなく面白そうだし外見ではわからない分ワクワクできる。

こういう方もけっこう多いのではないでしょうか?
自分では今まで選ばなかった「モノ」でもチャレンジしてみようと思うかもしれないしSNSなどでの話題作りにもなる。
本だったら内容に興味を持ち音楽は聞いて良ければダウンロードしてデータで所有する。
服やバッグなどはセレクトで扱っていてもECでも買い方は問題ない。
本やCD、服だってレンタルでいいかもしれない。
あとはもしかしたら情報が氾濫しているので書評やディスクレビュー、ファッションショーのオンタイム配信など知らないことが少なくなった影響もあるのかもしれませんね。
所有までしなくても知ることができてなんとなく満足してしまう。
だから「モノ」だけではそれほど所有欲が掻き立てられずなにか新鮮な「コト」とセットになっていてほしい。

この場合パッケージの代わりはイベントやキャッチコピーなどでしょうか。
同じ目的の人たちを集めてイベントを開催、体験を共有してもらう。
本の帯のコピーを読んだら心が掴まれたとか、以前の福袋のように中身はわからないがお得感を楽しみたい。
こういうのも含まれるかもしれませんね。

度々話題になってきた北海道のいわた書店がされていた一万円選書や
ディスカバー・トゥエンティワンのコピーだけの二重カバーなどワクワクするのはわかります。
服を内覧会や予約会などで発注したり、靴をオーダーして届くのを待ちわびるのもちょっといつもと違う買い方をしている楽しみがある。
新しい体験でもありますし溢れている情報を気にせず今の素直な気持ちで選ぶこともできる。
もしかしてなんとなく知っていただけのものがこれがきっかけでちゃんと知ることもあるかもしれない。
自分で選んでいるのに、自分が知っている自分が選んでないような気持ち。
こういうのもちょっと興味そそられますよね。

 

販売員は「モノ」も「コト」も提案できる

今は「モノ」がたくさんあって所有している「モノ」も増えていますよね。
買い方や選び方も多様化してきてどれが正解なんて決めれないと思います。
「モノ」の良さは必要だが絶対ではない場合もある。
「コト」が含まれていれば楽しめるが絶対ではない場合もある。
どっちかだけでもダメだったりしますし、どっちもでもダメだったりします。
しっかりと市況を見極めて双方にきちんと届くようにならないと難しいですよね。
どっちにも歩み寄れる存在は必要だと思います。

そんな存在であるのが販売員。
作り手や仕掛け人から発信して受け手のお客様に届くまでの間に販売員がいます。
お客様に届けることもできるし、作り手に注文することもできる。

 

選んでもらえる何かが含まれている「モノ」とそれを共有したり披露したいと思える「コト」が含まれている。
そしてそれをキチンと知ってもらえるようにすることができる。

 

作り手も販売員もお客様も楽しいんじゃないでしょうか。

投稿者

タニグチレイ

Topseller.Styleブログ水曜日担当