
どんなことでもそうだと思うが失敗しない人なんていない。
小さな失敗から大きな失敗まで程度は様々かもしれない。
ミスだって同じこと。
一回もない人がいたらスターだな。
いや、スターは努力をした人がなれると思っているから・・・聖人?
ま、それはいいや。
失敗をすることは決して悪いことじゃなくてその後どうするかで変わる。
販売をやり始めた頃は色々失敗やミスをした。
納品のチェックミスや在庫のチェック漏れ。
客注納品分を見落として通常にストックした。
承っていた客注品を出し忘れていた。
お客様に折り返し連絡する約束を忘れてしまった。
パンツの裾上げでウエスト位置を合わせてなくて長さが合っていなかった。
裾の仕上げ方を間違えてしまった。
修理の内容をできるだろうと思いこみ確認をせずに承った。
・・・などなど不注意や怠慢など様々。
すぐ気付くものもあればしばらくわからないものもある。
そして大体接客での対応中やお客様の来店時に発覚することが多い。
それもそのはずで販売の仕事はお客様がいて成り立つものだから。
正直、最初の頃は「怒られる、どうしよう」という気持ちだった。
でもそうじゃない。
お客様に迷惑をかけ失望させることになる。
そう思えてからちゃんと理解して変われる。
改めて失敗しない人はいない。
たくさんの失敗を重ねてきたからこそそれを被った場合の気持ちを考えられるようになる。
誰かに言われて知識として理解しているのではなく経験として理解できると繰り返さないようになれる。
ここには大きな差がある。
もし信頼を失えば簡単には戻らない。
経験を積んでごまかすことが上手くなっても何にもならない。
経験を積んでそつなくこなすようになっても何にもならない。
何年続けてこようが過去の失敗があったことで自分の中で一度問題はないか常に確認をする。
同じことを繰り返さないように。
安心して任せてもらえるように。
特別なことでもなんでもないからこれは必要ないならない方がいい。
ただもしこんな時があったらちょっとでも変われるきっかけになるように。